パチスロで勝つための方法はネットで検索すればいくらでも出てきます。
そして勝ち方は確立されていて、トータルで勝っている人もいるでしょう。
ただ、これだけ情報が出ていても、負ける人はやっぱり負けます。
会社でパチスロをする人に聞いてみると、ネットに出ているようなことは実行するのが難しくて、やる気にならないらしく、そもそも天井狙いもそんな台は落ちていないという意見でした。
確かに、昔ほど期待値のある台を簡単に拾えることはなくなったため、天井狙いの効率は悪くなっています。
また、高設定も休日に落ちているケースは少ないため、勝つためのプロセスを実行するのは難しいと思います。
そこで、今回の記事では、がっつりと稼がなくても、負けない程度に楽しむ、収支をプラスとはいかないけれど今より改善できるというコンセプトで幾つかの方法を考えてみました。
設定に期待しない
まず、一つ目は設定に期待しないことです。
お店のお客さん同士で、設定推測の会話をしているのを聞いていると、初当たりが早い展開だからとか、高設定で出る可能性の高い演出が出たからという理由で、高設定を確信してしまっていることがあります。
対象機種やお店の設定投入状況などから、ほぼ、低設定という状況であってもです。
基本は遊びなので、高設定に期待するのは一つの楽しみ方ですが、勝つ、あるいは負けない目的であれば、安易な判断は大きな負けに繋がります。
お店の状況によって高設定に期待できる状況なら数値や演出で判断することは当然ですが、そういった背景のない状況であれば、設定は使っていないと思った方が賢明です。
ちょっとした高設定挙動を信じて一日中現金を入れている人もいますが、設定に期待できない日(日付けや曜日、イベントなどがない)は、確定演出でもない限り、早めの離脱が必須です。
高設定を捨てるより、低設定を打ち込んでしまう方が確率が高く、リスクも高いと考えましょう。
とにかく天井に近い台を選ぶ
負けてしまう人の特徴に「打ちたい機種を選ぶ」ことがあります。
好みは分かれるため、大半の人は打つ機種が偏ります。
お店に行けば当然好きな機種から優先的に選ぶでしょうし、打ったこともないマイナーな機種は勝ちやすいと分かっていても敬遠する人もいると思います。
打ちたくもない台を選ぶのは意外にハードルは高いため、好きな機種を選ぶ前提で負けない方法を考えます。
お店でよく見る、負けるやり方として、ゲーム数の浅い台を選んでしまうことが目に付きます。
ゲーム数が浅いことは、まだ高設定の可能性が残っていると考えるのだと思いますが、この考えは負ける要因です。
既に見切られた台から選ぶ場合、ほぼ低設定しか残っていないと考えるべきで、その中から選ぶなら、なるべく被害の限定ができるゲーム数の進んだ台がベターです。
パチスロは天井機能が搭載されている機種がほとんどであるため、天井に近いほど収支の期待値は上がります。
つまり、どうせなら天井に近い台を選んで、必ず天井まで打つ方が収支は上がるということです。
天井狙いの期待値情報で、ボーダーラインや推奨ラインが設定されていますが、そこまで行かなくてもゲーム数が進んでいれば、期待値としては、より少ない損失で済むことになります。
最も負けるのは、ゼロゲームに近いところから打ちはじめて、天井に近いところで止めてしまうことです。
当たりを取るために投資をしても、当たらないうちに止めてしまっては、すべて無駄になるため、同じ数万円を投資するなら一回でも当たりを取るべきです。
天井狙いも設定狙いもできない状況で好きな台を打つなら、最もゲーム数が進んだ台を当たるまで打つことです。
投資した分で必ず当たりを取ることで、投資の無駄を省きます。
止めるときは早く
逆にやめどきですが、これも天井までの長さを基準に考えると0ゲームが最適です。
とはいえ、機種によっては早いゲーム数での当たりを期待できる場合もあるため、適切に判断しましょう。
ただ、これもよく見かけますが、どんな状況でも必ずゾーン内は回す人がいて、これは長い目で見るとマイナスになる事が多いと思います。
AT機などで、終了時に天国確定演出が出ているなど、明らかに回した方が期待値が高いケース以外は止める方向で検討した方が良いと思います。
即ヤメして連を逃すより、打ち込んで損失を出す方がリスクも可能性も高いという考えの方がベターです。
閉店近くまで打たない
これも良く見かける光景です。
閉店の1時間前に連荘が魅力の機種に現金投資しているケースです。
残り30分で当たっても、回収はできないと考えられ、ほとんど惰性でお金を入れているのだと思います。
本人のお金ですから、どう使おうが自由ですが、恩恵を十分に受けられる時間に投資をしたいものです。
不思議なもので、そういったリミットのある時間に限って、フリーズを引いたり、連荘が終わらないような事態になるものです。
6号機もスマスロに以降してからは、事実上出玉天井がなくなっていますから、閉店時間間際の稼働は可能な限り避けるようにしましょう。
別の趣味を持つ
打ち方とは直接関係ありませんが、パチスロ以外にすることがないという人は注意が必要です。
朝から来て、高設定もつかめない、天井に近い台もない、という状況で最も効果的な戦略は「帰る」ことです。
パチスロに限らず、ギャンブルには中毒性があるので難しいのですが、勝ち目がないなら撤退することが長く付き合ってゆくコツです。
パチスロも立派な趣味の一つだと思いますが、使うお金の大きさやりスクを考えると、どんな状況でもできるものではありませんから、できればお金のかからない別の趣味も持っておくべきです。
他に向く趣味がないと、家に帰ってもすることがないとか、暇になるから、という消去法で打ち続けてしまうことになります。
できれば、儲かるからという理由で打ち、損するからという理由で止めて、別の趣味を楽しむというのが理想です。
まとめ
ハードルの高くない方法を考えてみました。
今の時点で、中途半端に高設定を狙って上手く行っていないなら、とにかくゲーム数の進んだ台を選び、当たるまで打ち、なるべく0ゲームで近いところで止める。
いよいよ、ゲーム数が浅い台がなくなってきたら、別のお店に行くか、その日は諦めて別の趣味をする。
そんな流れで打てば、それほど大きく負け越すことはないと思います。
そんなことを繰り返していると、稀に高設定の確定が出たりする機会もあるはずですから、そういった時だけ突っ張れば充分です。
少なくとも、中途半端に浅いゲーム数で打ちはじめ、これ以上打つと天井まで行ってしまうから止め、また浅いゲーム数の台を選び、結局1回も当たらなかったというよりは収支は大きく改善します。
少しでもお金を損しない方法として役に立てば幸いです。
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